何回でも論文添削!技術士(建設部門・総合技術監理部門)受験
令和4年度の添削指導結果(最終)
 令和4年度の添削指導結果(最終)を書いておきます.
 合格された受講者さん,何はともあれ,おめでとうございます!! 今年の懇親会場「愛媛県松山市」での初顔合わせ(あるいは再会)を楽しみにしております.

建設部門(道路科目)は43名が受講されました.
・受験者数2,237人,筆記合格者数238人(筆記合格率10.6%)
 ⇒受講者さんは18名が筆記合格(18/43=41.9%)しました.
・面接受験者数238人,最終合格者数221人(面接合格率92.9%)
 ⇒受講者さんは18名が最終合格(18/18=100%)しました.
・受験者数2,237人,最終合格者数221人(最終合格率9.9%)
 ⇒受講者さんは18名が最終合格(18/43=41.9%)しました.

総監部門(建設科目)は17名が受講されました.
・受験者数1,829人,筆記合格者数323人(筆記合格率17.7%)
 ⇒受講者さんは8名が筆記合格(8/17=47.1%)しました.
・面接受験者数323人,最終合格者数310人(面接合格率96.0%)
 ⇒受講者さんは8名が最終合格(8/8=100%)しました.
・受験者数1,829人,最終合格者数310人(最終合格率16.9%)
 ⇒受講者さんは8名が最終合格(8/17=47.1%)しました.

 受講者さんの分母の中には「添削料を払ったけどまったく勉強しなかった人」や「仕事の都合で勉強できなかった人」も含まれます.当たり前ですが,そのへんを考慮すると実質的な合格率は上がります.
 なお,当該年度に添削受講されていなかった方(過年度や翌年度の受講者さん)は数値に含まれていません.

 余談になりますが,官報を見ていたら,過年度の受講者さんと同姓同名の方がおられました.来年以降,懇親会の案内を送るので,ご一報いただけると助かります.

添削指導結果 | 【2023-03-10(Fri) 08:59:26】
Trackback:(0) | Comments:(0)
総合技術監理キーワード集2023
 文科省から「総合技術監理キーワード集2023」が公表されています.

 今回は,重要目標達成指標(KGI)・重要業績評価指標(KPI),心理的安全性,ウェルビーイング,リスキリング,グリーントランスフォーメーション(GX)などの流行語を掲載した一方,2020から掲載されたデュアルキャリア,ネット炎上などが削除されていた……毎年キーワードを出す意味はあるんだろうか.
 それにしても,同じ語句の掲載位置をコロコロ変えるのはいかがなものかと思う.キーワードを細分化しようという発想そのものが古いと思うんだけど.

 何はともあれ,自分が知らないキーワードは一通り調べて,試験本番の記述式でもパッと書けるよう,知識を「使いこなす」レベルまで引上げておきましょう.

PDF:総合技術監理キーワード集2023
参考Webサイト:総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について

総合技術監理 | 【2023-01-24(Tue) 06:59:14】
Trackback:(0) | Comments:(0)
建設部門の書籍
 新しく追加したものは赤文字表記しています.予約受付の書籍も掲載しています(予約段階の書籍に対する感想は昨年の内容になります).

2023年度 技術士試験[建設部門]傾向と対策 CEネットワーク編 鹿島出版会
 一冊だけ買うならこれが無難だと思います.必須科目に多くの紙面を割いているので,これだけで選択科目対策は難しいかも.
2022年版 技術士第二次試験 建設部門 合格指南 日経コンストラクション(編)
 業務経歴の詳細欄の書き方など,参考になる箇所もあると思います.例年,選択科目の予想問題には疑問符が付きます……あくまで個人的な意見です.
2022年版 技術士第二次試験 建設部門 最新キーワード100 西村隆司, 日経コンストラクション著, 編
 例年6月発売だから,当該年度の受験には間に合わないんだよなぁ……発売時期が早ければいいんだけど.
2023年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード 杉内正弘 日刊工業新聞社
 上記の最新キーワード100と比べて,自分に合っていると感じれば,こちらを買っても良いと思います.

建設人ハンドブック2023年版 日刊建設通信新聞社
 英語の勉強でたとえると単語集みたいなものです.新書と同じような値段(安い)ですし,ざっと業界を俯瞰できるので購入すればよいと思います.
理科系の作文技術 木下是雄 中公新書 (624) 中央公論新社
 類似本は多数ありますが,この本だけで十分でしょう.
類語国語辞典 大野晋,浜西正人 角川書店
 同じ語句や熟語ばかりを繰返し使うことがないよう,類語辞典を活用しましょう.なお,類語辞典は何種類かありますが,この本が無難でしょう.

書籍案内 | 【2023-01-05(Thu) 08:09:21】
Trackback:(0) | Comments:(0)
(事務連絡)論文添削について
 あれやこれやと雑業務に追われ,ブログを見る余裕すらない方もおられるので,あまりにも早い時期に添削受講を締切するのは避けようと思っています.
 とは言え,現時点(11月9日午前7時)で,すでに51名(建設部門38名,総監部門13名)の受講者さんを抱えている状況なので,申込みを考えている人は早めに決断してください.私の処理能力から考えると60名の受入れは難しいと思います.ちなみに,今年も道路科目は新規の申込みが多い状況です.

―令和5年(来年)度の添削受講について―
 こういう状況なので,今後の申込みについてはお断りする可能性もあります(先着順です).また,聞かれることが多いので事前にお伝えしておきますが,申込みと同時に入金ではないので,月末払いやボーナス払いなど支払い時期は相談に乗ります.
 申込みについては,「建設部門(道路)の論文添削について」あるいは「総合技術監理部門(建設)の論文添削について」を読まれたうえで「申込みフォーム」からお願いします.
 なお,私としては,これまでの受講者さんを優先的に引き受けるつもりです.これまで一度でも受講された受講者さんが再チャレンジを希望される場合などは,いつでも結構ですから,私宛に直接メールしてほしいと思います.

自己紹介 | 【2022-11-05(Sat) 07:04:27】
Trackback:(0) | Comments:(0)
添削指導の筆記試験結果
 受講者さん全員から連絡が来ていないのですが,現時点(11月5日午前7時)の更新で,今年の添削指導結果は確定とします.なお,残念な結果だった受講者さんから「講座の合格率を下げてしまって申し訳ありません」というメールをいただくのですが,あくまで参考データですから気にしないでほしいと思います.
 受講者さんの総数は60名,内訳は,建設部門(道路科目)43名,総監部門17名でした.

 まず,建設部門(道路科目)43名の結果を書きます.
 18名が筆記合格されました.受験地は,北海道,東京,大阪,福岡,名古屋,仙台,広島,高松,横浜です.
 単純な合格率を算出すると,18/43=41.9%です.この分母の中には「添削料を払ったけどまったく勉強しなかった人」や「仕事の都合で勉強できなかった人」も含まれます.なお,受験を見送った人や失格者はいないと仮定しています.当たり前ですが,そのへんを考慮すると実質的な合格率は上がります.

 つぎに,総監部門17名の結果を書きます.
 8名が筆記合格されました.受験地は,東京,大阪,福岡,名古屋,仙台です.
 単純な合格率を算出すると,8/17=47.1%です.建設部門と同様に,この分母の中には「添削の途中でリタイアした人」も含まれます.総監部門の場合,択一の出来も合否を左右するので,あんまり参考にならないかも.

 以下,今年の筆記試験結果を踏まえた私見です.
 建設部門(道路)については,例年受講者さんの筆記合格率は40%前後なので,その点では例年通りの印象です.今年の筆記合格率から考えると,口頭試験の合格率は昨年と同じレベルではないでしょうか.コミュニケーション・リーダーシップ,評価・マネジメントなど,現行試験制度に沿った口頭試験対策を心掛けましょう.
 総監部門については,すでに技術士の方が受験者層という実情を考えると,相変わらず狭き門です.今年の筆記合格率から考えると,口頭試験の合格率は例年より厳しくなるかもしれません.口頭試験対策は,何より総監の頭になっているかどうか,これを確認しながら準備を進めましょう.

添削指導結果 | 【2022-11-02(Wed) 08:07:06】
Trackback:(0) | Comments:(0)
道路科目の筆記合格率
 昨年に引き続き,道路科目の筆記合格率を計算しておきます.ちなみに,受験率や受験地ごとの最終番号は仮定なので,この合格率はどこまで当てになるかわかりません.昨年の受験率は76.4%だから,今年も同様の受験率(76%)と仮定して考えてみます.
 申込者数(最終番号の合計)2,747*受験率0.76=受験者数2,088,
 合格者数235/受験者数2,088=筆記合格率11.3%(併願除く).
 昨年度の道路科目の筆記合格率は12.5%だったので,今年度は微減のようです.口頭試験の難易度は,例年通り(昨年は90.0%)だと思います.

 A:北海道…11.9%(188*0.76=143, 17/143=11.9%)
 B:東京…… 8.6%(765*0.76=581, 50/581= 8.6%)
 C:大阪……15.5%(400*0.76=304, 47/304=15.5%)
 D:福岡…… 9.5%(332*0.76=252, 24/252= 9.5%)
 E:名古屋…13.8%(258*0.76=196, 27/196=13.8%)
 F:仙台……11.7%(213*0.76=162, 19/162=11.7%)
 G:沖縄……10.0%( 26*0.76= 20, 2/ 20=10.0%)
 H:新潟……10.6%( 62*0.76= 47, 5/ 47=10.6%)
 J:金沢……11.8%( 90*0.76= 68, 8/ 68=11.8%)
 K:広島……11.6%(159*0.76=121, 14/121=11.6%)
 L:高松……11.5%(137*0.76=104, 12/104=11.5%)
 M:横浜……11.2%(117*0.76= 89, 10/ 89=11.2%)

 総監部門は建設-道路科目だけ計算してみます.昨年の総監部門(建設科目)受験率は77.8%だから,今年も同様の受験率(78%)と仮定して考えてみます.
 申込者数(最終番号の合計)485*受験率0.78=受験者数378,
 合格者数75/受験者数378=筆記合格率19.8%(併願除く).
 昨年度の筆記合格率は15.1%だったので,今年度は増加したようです.口頭試験の合格率は,昨年(94.9%)より厳しくなるかも.

 A:北海道…19.4%( 46*0.78= 36, 7/36=19.4%)
 B:東京……22.4%( 97*0.78= 76, 17/76=22.4%)
 C:大阪……20.4%( 63*0.78= 49, 10/49=20.4%)
 D:福岡……20.4%( 69*0.78= 54, 11/54=20.4%)
 E:名古屋…14.6%( 61*0.78= 48, 7/48=14.6%)
 F:仙台……22.5%( 51*0.78= 40, 9/40=22.5%)
 G:沖縄…… 0.0%( 3*0.78= 2, 0/ 2= 0.0%)※想定値
 H:新潟…… 0.0%( 12*0.78= 9, 0/ 9= 0.0%)※想定値
 J:金沢……33.3%( 19*0.78= 15, 5/15=33.3%)
 K:広島……16.7%( 31*0.78= 24, 4/24=16.7%)
 L:高松……14.3%( 9*0.78= 7, 1/ 7=14.3%)
 M:横浜……21.1%( 24*0.78= 19, 4/19=21.1%)

 まだまだ結果の連絡は少ないのですが,私の添削指導のほうは,現時点で建設部門3名,総監部門2名の受講者さんが合格しているようです(添削指導の筆記試験結果は,後日別の記事として報告します).
 残念な結果だった方は,気持ちを入替えて頑張っていきましょう.厳しい言い方になるかもしれませんが,いつまで引きずっても結果は変わりません.今日の不合格と同時に添削受講を申込まれている人もおられるので,一日も早く再スタートしたほうがよいと思います.

―令和4年(今年)度の受講者さんへのお願い―
 受験番号しか掲載されないので,私のほうでは受講者さんの合否がつかめません.したがって,結果はメールで知らせていただきたいと思います.

日々寸感 | 【2022-11-01(Tue) 06:48:15】
Trackback:(0) | Comments:(0)
次のページ
リンク
月別アーカイブ
FC2カウンター